日本財団 図書館


 

(2)コマツマリンディーゼルエンシン
コマツは1976年から舶用ディーゼルエンジンを生産、販売して来ています。現在生産しているエンジンはいずれもターボチャージ過給、海水インタークーラー付の高出力エンジンで、941kw(1280PS)までの出力を系列化しています。
φ105〜φ117エンジンにはアルミシェーカピストンを、又φ125以上のエンジンには、小型高速エンジンでは世界に先駆けてダクタイル(FCD)鋳鉄ピストンを採用し高出力に対応して来ました。
又、近年には電子制御噴射ポンプを採用し、クリーンな排気ガスと操作性に優れたエンジン6M132A(P)一3,6M140A−3を開発して来ました。
さらに、二段噴口ノズル、新型リエントラント燃焼室の採用等種々な新技術を織り込み、来る舶用機関に適用されるエミッション規制に対応出来る体制をとっています。
コマツの舶用エンジンは軽量、コンパクト、高出力エンジンで、耐久性、信頼性に優れ漁船主機を初め、旅客船、作業船、プレジャーボート、スラスタ補機等多分野で活躍しています。

エンジン諸言

003-1.gif

003-2.gif

003-3.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION